「自分」がいないと回らない事業は、いつか終わってしまう。

個人で塾を開業し初めて、もう1年半以上が経過しました。

10月に入って、また問い合わせが増えてきて、少しずつものになってきているような気がします。
今は定期テスト対策真っ最中の時期なのですが、毎日塾で勉強している生徒を見ていると、少しは地域の役に立っているのかもしれないなと思います。
ふさわしい場所を与えれば、こんなにも勉強するんですよね。

そうやって勉強ができるようになってくれば、子供達の未来もまた少しだけ良い方向に向かうかもしれません。

しかし、不安もあります。

それは、現在塾をほとんど私一人で回していることです。

アルバイトの子に事務作業を中心に色々やってもらっているのですが、私がいない日はありません。
自分がすっぽり抜け落ちたら、完全に機能を停止してしまいます。

つまり、「私」=「塾」という状態なんです。

最初は生徒を集めて、教えていくことに手いっぱいでしたが、このまま一生、自分がこの塾を回し続けていくことって現実的に不可能なんですよね。
いつか体壊します笑

個人塾の経営者にとって、これって結構大きな問題じゃないかなと思うんですよね。
今日はそれについて自分なりにまとめてみたいと思います。

自分がいないと回らない=緩やかな衰退である

私の今の塾は私がいないと成立しません。
裏を返せば、気合いで私がいるうちは大丈夫って思っていました
ただ、先日、友人と話していて、すごく当たり前のことに気がつきました。

私はどんどん衰えていくということです。

もちろん教える技術は上がっていくでしょう。
しかし、体力的な面ではどうしても衰えていきます。

一人で回したくても回せなくなる日がいつかきます。

これって、個人塾の大きなテーマの一つのような気がするんですよね。

対する考え方は色々あると思います。
今の時代の生徒だけにスポットを当てて、自分のできる限りまで続けるんだ!
っていうのもすごく立派だし、意義のあることだと思います。

ただ、私はできればこの塾が私抜きでも、脈々と残っていくものになってほしいです。
地域の学びの場として、宮城県川崎町の学力に少しでも貢献できるようなものになってほしいです。

だから、緩やかに衰えていく私の体を脱ぎ捨てて、そのメンタルだけを誰かに伝えて、続いていけばいいと考えているんです。
もちろん進化しながらです。

人に任せることって大切だ

人に任せるって難しいことなんですよね。
任せておけないっていうのはすごくよくわかる。
つい口を出してしまいたくなったり、咎めたくなったりしてしまう。

特に大人が相手だと、つい言い過ぎちゃったりすることをあるんですよね。
同じステージにいるという自負があるから余計にそう。

でも考えてみれば、私も最初は任されて成長してきたような気がします。

なんでも任せりゃいいってもんじゃないけど、ある程度任せないと、いつまでも成長できないのかもしれない。
責任は俺がとるってくらいでちょうどいいのかもしれません。
本当に問題がある時に口を出すぐらいで。

人に任せられないなら、自分でやっていくしかないし、そうなったら緩やかな衰退を受け入れることになっちゃう。

ここって本当に難しいところです。

拡大しないと現状維持はできない

自分一人で塾を運営しているとなかなかできないことがあります。
それは、新しいことを始めるってことです。

自分の今の仕事に目一杯コミットしてしまうと、時間が足りなくて、疲労も溜まって、新しいことにチャレンジできなくなってしまうんですよね。
ソルジャーとして最前線で働き続けていては、どうしても塾以外のこと、または他の塾関係のことに手が回らなくなってしまいます。

そして塾の場合、日々の授業に忙殺されていると、現状維持ができないんです。
なぜなら子供の数はどんどん減っているし、映像授業や配信授業が台頭している業界です。

それは子供達の偏差値が、勉強をしないと維持できないのと同じことだと言えるでしょう。
成長しないと置いていかれて、相対的に衰えてしまいます。

もちろん、新しいことにチャレンジせずとも、塾自体を大きくするという方向に注力するのもありだと思います。
ただ、そうすると今度はキャパシティの問題が出てきます。
塾の性質上、教室や建物の大きさで、収容人数に限界が出てきます。
増築となると、生徒が減った時のリスクを考えなければいけません。

このように考えると、店舗を持たない映像授業がいかに優秀かが際立ちます。

私は塾も大きくしたいし、新しいことにもチャレンジしたいっていう欲張りブタ野郎なんですけどね笑

地域を巻き込んで、地域で支え合うシステムを作りたい!

だから、塾を大きくしながらチャレンジもしていくというわがままも叶えるためにも、「人に任せる」ということを進めていきたいんです。

それで、「地域の学びの場」としての塾のあり方から一歩進化して、「地域の学びの場+地域の教えの場」にもなりたいなと考えています。

多分、川崎町の中にも、塾で働いて見たいっていう大学生や、定年後のお父さんとかいると思うんですよね。
年齢とか気にせずに、本気で生徒を教えたいっていう人もいるはず。
もちろんある程度の学力と、柔軟さのある人を採用する形にしたいけど。

学びの場にもなり、働く場にもなる。
欲を言えば、うちの塾の卒業生がここで働いてくれれば嬉しい。
大学入学以上が条件かな?

と、こんな感じで現在妄想を膨らませているところでございます笑

とにかく、生徒以外にもいろんな人の成長に関わる場所になれたらいいなって思います。
私の成長も含めてね。

ではまた!