「小規模事業者持続化補助金」の申請で注意すべきこと【個人塾経営にっき】

経営を始めると、何かとお金がかかることが多いです。
4月に開業した私の塾では、7月頃とんでもない事件が起こりました。

柱から…
大量の…
羽アリが…

はい。シロアリです。

もうね、やばかったですよ。
推定300匹以上の羽アリが室内に現れたんです。
ブワァー!って柱から出てきました。

木造建築の倉庫だった物件を使って開業したので、最初から潜んでいたいんですね。

夏になるとシロアリは羽アリとなって飛び立つんです。
それまでは土や木の中に潜んでいます。
最初の頃は気が付きませんでした。

ちなみにシロアリは蟻の仲間ではなくゴキブリの仲間だそうです…
やばいですね…

このシロアリの駆除工事のために15万円ほどかかりました。
開業当初の塾には大きい金額です。

他にも開業してみないと気がつかないことは沢山あります。

カーペットが引かれてないと足音がうるさいとか。
光に虫がめちゃめちゃ集まってくるとか
雑巾干すところが必要とか

でも、事業がまだ小規模だとなかなかお金を割く余裕がありませんよね。
そこで、私は小規模事業者持続化補助金を申請しました。
なんとか採択されたので、今日はその時の流れと注意点をまとめたいと思います。

小規模事業者持続化補助金とは?

小規模事業者向けの補助金制度で、事業者が商工会や商工会議所と一体となって行う、販路開拓のための補助金です。
ほとんどの事業が対象となっており、補助対象経費の3分の2まで、最大50万円が支払われます。
(条件を満たせば100万円まで対象になります)

広告やインターネット関連にも使えるので、小規模事業者にはありがたい制度ですね!
他にも展示会代や旅費なんかも対象になります。
3分の1ではなく3分の2というのもありがたいポイントです。
つまり、75万円の効果を25万円で得られるということですよ!

ただし、商工会や商工会議所を必ず通さなければならないので注意が必要です。

事業計画書は自分で書ける!

小規模事業者持続化補助金は各自治体の商工会または商工会議所に申請します。
私が開業している町の商工会は、事前に説明会が開かれ、これに参加しないと申請できないという段取りでした。
商工会がサポートと指導を行いましたという書類が必要なので実施されるのですが、これに出ておいて損はないと思います。

私のところでは中小企業診断士の方が来て、事業計画書の書き方を教えてくれました。

補助金もらいたい人は勝手にやってね!って感じじゃないですし、迷ったら商工会の人に聞くこともできます。

しかも、ゼロから作るわけじゃないんです。
すでに書式があって、それを埋めていく感じなんです。

小規模事業者持続化補助金様式

だから行政書士の方などに依頼する必要はないと思います。
自分の事業の強みをしっかり把握できていれば、そんなに大変な作業ではありません。

私の場合、最後に事業計画書のチェックまでしてもらえました。(ありがとう商工会の人!)

事業計画書を書くときの注意点

小規模事業者持続化補助金の事業計画書を書くときの注意点があります。

①「新しい取り組みの結果どのように成果を得る予定か」を明確に書く

ちょっと例を挙げてみましょう。

例1)テーブルが古くなってきたので、新しいテーブルを購入する。

例2)1人用のテーブルを導入することで、ファミリー以外の顧客の取り込みを行い、売上を〇〇円上げる。
どちらの方が良いかは一目瞭然です。
具体的に「どう改良するのか」「どんな成果があるのか」を書きましょう
例1の問題点は、その取り組みによって売上が上がるのか分からないところです。

②金額は少し多めに申請しておく

金額は少し多めに申請しておくことをお勧めします。
理由は、少ないところから増額申請するのは難しいけど、減額するのは簡単だからです。

でも、極端に高額で申請すると、通り難いかもしれませんから気をつけて下さい。
基本的に金額を明確に書かなければなりませんが、見積もりが取りにくいものは概算という形でも大丈夫です。

インターネットで最安値を探して、そのまま書いてしまうと、実際に購入する日には値上げされている可能性もあります。
少なくとも値引き商品は定価で申請しておいたほうが良いでしょう。

③免税事業者は税込み金額で申請

私は開業してすぐだったので、免税事業者となります。
免税事業者とは課税売上高が1000万円以下の事業者のことです。

本来補助金は対象経費から消費税額を減額して算出します。
ただし、免税事業者の場合は補助対象経費に消費税を入れて良いことになっています。
入れたほうがお得なので、必ず入れたいところです!

ただ、対象経費が75万円以上で補助金額が最大なら関係ないですけど。
(え?そういうことだよね?)

④補助金は後払い

50万円の補助金を受け取る場合、手元に75万円なければいけません
その時に手元になくとも、お金の目処をしっかり立てておく必要があります。

せっかく交付決定したのに、お金がなくて予定していたものが買えない!なんてことがないようにしましょう。

⑤交付決定日以降に掛かった費用だけを対象にできる

交付決定日前にとった見積もりなどは無効になりますので気をつけて下さい。
良かれと思って、先に契約しておいたとしても残念ながら無効です。

結果発表の時は注意が必要

インターネットで結果が公表されるのですが、私は最初商工会と商工会議所は同じものだと思っていました
これね!違うんですよ!
騙されました笑

下にまとめておきますので、参考にしてください。

日本商工会議所(商工会議所)
原則として市の区域
市部の小規模事業者が中心、商工会と比較すると中堅・大企業の割合が高い

全国商工会連合会(商工会)
主として町村の区域
町村部の小規模事業者が中心で、9割を超える会員が小規模事業者

私の事業は全国商工会連合会(商工会)の管轄です。
これを知らなかったので、発表があった時、日本商工会議所(商工会議所)のホームページをチェックしていました。
名前がないので、落ちたと思っていたんです笑

商工会の人が私にわざわざ連絡してくれたので良かったですが、知らないままだったら大変です。

交付が決まったら

交付が決まったらいよいよお金を使い始めます。
気をつけるべきなのは領収書や見積書、契約書、請求書などをしっかり保管するということです。
(レシートはダメです)

そうしないと補助金が無効になってしまいます。

ちなみに現在私はお金を使うっていう段階にいます。
はっきり言ってめんどくさいです!笑

領収書とかはもちろん貰うんですけど、なにが必要だっけ?ってなるのが面倒なんですよね。

まあ、補助金を頂く立場ですからそうも言って入られませんけどね!

採択率はどのくらいなのか

採択率は40%〜50%ほどらしいです。
こうして見ると、低いように見えるかもしれませんが、実はそんなことありません

聞いたところによると、適当に計画書を書いているところが多いようです。
小規模事業者なら全員対象に近いですから、母数が大きいです。
とりあえず申請してみたけど、めんどくさいからあんまり真剣にやらないというのはイメージできます。

事業者は本業が忙しいことも多いですからね。

私は真剣に書いた事業計画書なら、まず通ると考えて間違い無いように思っています。

まとめ

小規模事業者持続化補助金を有効に使うことができれば、事業のパワーを何倍にも高めることができます
特に広告系に使える補助金は少ないですし、売上に直結するものです。

始めたばかりで資金力の無い事業者には本当にありがたい制度ですよね。
少しのめんどくささに耐えられれば補助金を受けられますから、ぜひ活用していきましょう。

ではまた!