行政書士は必要ない!事業計画書を作るときに注意すべきこと【個人塾開業の道のり】

こんにちは!おかだやすのり@jukkeieiです!

開業を決意すると、最初のつまづきになるのがお金の事だと思います。
自己資金が十分にあれば良いですが、そうでない人が多いでしょう。

友人に借りたり、親に借りたり、金融機関に借りたり、助成金を貰ったりと、資金集めを行わなければなりません。
そして、その時に自分の事業を説明する道具として「事業計画書」が必要になります。
今日は、私が事業計画書を書いた際に注意した事や、そのメリットなどをまとめてみたいと思います。

事業計画書を書くメリット

事業計画書を作るのは、金融機関に自分の事業を説明するためですが、他にもいくつか利点があります。

①自分の事業を言語化し、客観的に見られる

自分一人の個人事業だと、なんとかなる!と思いがちなのです。
ただ、意外と言語化は難しいものなんですよね。

そして、言語化できない事業は成功しません

自分の考えやアイデアは最初、最強!と思いがちです。
ただ、誰も考えたことのないアイデアなんてほとんどありません。
実際に事業計画書を書くために市場を調査して見たら、ライバルが多すぎて断念することになるかもしれません。
そういう状態でもし開業していたらと考えると恐ろしいです。

現状をしっかり見つめるためにも、事業計画書は必要と言えます。

②人からのアドバイスを受けやすい

私は、事業計画書を初めて作った時、知り合いの塾長に見てもらいました。
足りない点を指摘され、その修正を行いました。
言語化されていない事業計画にアドバイスすることは至難の技です。

しかも言葉の上だけで指摘されると、感情的になってしまいます。
聞いている方も、後出しで情報が出てくるようでは、アドバイスしにくいです。

客観的に自分の事業を見てもらうためにも、文字が必要です。

③後で振り返って、軌道修正できる

事業が実際に始まると、修正すべき状態なのか、大丈夫なのかが分からなくなりがちです。
あらかじめ計画があることによって、軌道が外れていることを認識できます。

計画が無いと場当たり的な判断になりがちで、うまく軌道修正することができなくなってしまいます。
もしくは、焦る場面でないのに焦ってしまったりということもあるかもしれません。

以上のようなメリットは、事業を営んでいく上で必要不可欠と言っても過言ではありません。
何から始めて良いか分からない人は、まず事業計画書を書いて見ましょう。
私は大学生の時から「妄想事業計画書」を書いていました笑

日本政策金融公庫の融資に行政書士は必要ない

日本政策金融公庫の融資は、そこまで厳しいものではありません。
だって私が借りられたんですから!

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詳しくは上を読んでね!(別ウィンドウで開きます)

むしろ、日本政策金融公庫の融資を突破できないようでは事業として厳しいと思います。
まあ、私は仮に借りられなくてもやりますけど笑

行政書士の方に事業計画書を書いてもらうと、借り入れ金額の2.5%とかを払う必要があります。
もちろん固定額のところもあるでしょうが、そんなに安くはないでしょう。
もし私が日本政策金融公庫からの融資の手伝いを行政書士の方に手伝ってもらったら、200万円の融資を受けましたから…

5万円の支払いになります。

私は決して小さい額ではないと思います。
この金額はランサーズやクラウドワークスで外注したら、チラシのデザインが一枚完成するくらいの金額です。

ロゴのデザインなら、2個くらい行けます。
むしろそちらに色々作ってもらう方が、効果がありますよ!

ランサーズやクラウドワークスに関する記事は下から!(別ウィンドウで開きます)
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自分で作ることで、冒頭で述べたメリットを十分に享受できますし、最初なので時間もあるでしょうから、しっかりと地に足をつけて自分で書いてみることをオススメします。

形式より中身に注力する

白紙の紙にさあ事業計画書を書くぞ!と思ってもなかなか書けませんよね。
私も全く同じ状態になりました。
で、ネットで拾ってきたテンプレートに打ち込んでみる!ということをやってみるのですがうまくいきません…
だって業種よって必要な項目は違いますし、テンプレートの表を埋めていくだけでは自分の本当に訴えたいことが書けません。
ですので、テンプレートは項目をみるだけにとどめました。(必要だと思う項目は取り入れました)
そしてそれを参考に、説明に必要なものは何なのかを書き出してみました

私が実際に書いた項目
①プロフィール(経歴・創業の動機)
②サービス内容(概要・立地・具体的内容・差別化)
③販売先の分析(人口推移・所得と教育費)
④資金計画(借入希望額の内訳・ランニングコスト・売上予想)
⑤経営目標

別に普通ですよね?なんか英語のよくわからない項目埋めるより簡単。
合計14ページの計画書でした。
相手を説得するために必要な項目は何かを考えると作りやすいと思います。

文字だけでわかりにくいものは表やグラフにしましょう。
そうすると資料全体に締まりが出ます。

自分の事業の「売り」を伝える

私の事業の場合、「田舎の開業」を売りにして事業計画書を書きました。
例えば、通常の家賃との比較とか、損益分岐点の低さとかです。
私の塾は生徒数が大体15人いれば余裕で黒字になります。
それを訴えました。

ですので、「差別化」の項目は力を入れました

見やすいように表や図、写真も挿入していきました。
面接が終わったあと、視察を終えた担当の方から電話があり、立地がいいですね!これでこの家賃はすごいです!と言われました。
融資決定の決め手になったみたいです。

こういう時は恥ずかしがらずに自分の長所を前面に出したほうがいいです。
私は恥ずかしいところだらけなんですよ…
4回留年+社会経験なし+お金全然無しですから。

でもこんな感じで書きました。

プロフィール
塾講師としての仕事にのめり込むあまり、大学の単位がおろそかになり、卒業に8年かかりました。
大手進学塾では主に中3の指導にあたり、指導科目である国語科の中で講師の指導的な立場にありました。大手塾内の模擬授業大会では全国準優勝をしたこともあります。
2016年には大学の単位をほとんど取って、卒業論文と数単位を残すのみとなったため、生まれ故郷である宮城県に帰り、今までの経験を生かし、家庭教師を行いました。
ほとんど宣伝は行いませんでしたが、数名の生徒を教えており、学習塾が開業した際にはそちらに移動していただく旨もお伝えしました。
ものは言いようですね!笑
正直言って大したことないものばかりです。
すごそうに書いてるだけで、小規模な模擬授業大会でしたし、指導的な立場といってもむしろ教わることの方が多かったです。
書き方の工夫をすれば、説得力を持たせることができます。
それに、実際こんなところはあまり見ていないと思います。

書いている方は恥ずかし…自分なんかが…って思っていても、見てる側は興味さえ持ってないです。
堂々と書きましょう!

事業計画書の「計画」と「現実」をしっかり区別する

事業計画書はあくまで「計画」ですから、予測が入るのは当然です。
売上予想などは、生徒数がこうなら…と3パターン作りました。
だってわかりませんもん笑

大事なのは、これくらい集まれば黒字です!としっかり見せることです。
顧客が集まりそうかどうかは、相手が判断してくれます。

ただ、費用に関しては別です。
費用は「現実」に何に使うかまで決められます。
私は机、カウンター、セロハンテープ、トイレットペーパーに至るまで全て書きました。
でもブラインドを忘れていてあとで困りました笑

私の場合思っていたよりもかかるな…という印象でした。

あと、店舗の契約書と平面図は事業計画書提出前に集めなければならないので注意です。
店舗改装の見積もりも必要です。

とにかく掛かる費用はできるだけ確定させておいたほうがいいです。

まとめ

事業計画書は自分の事業を言語化するとても楽しい作業です。
特に費用に対して、売上を予測して数字を出している時は、擬似的に商売を始めているようなものです。
面倒な作業もあるのですが、事業計画書を書き終える頃には、ある程度事業が現実的なものになっていると思います。

現在では実際に、事業計画書の通りになっていることも多いです。

事業計画書を作成して、資金を捻出すると同時に、事業を現実的なものに落とし込みましょう!

ではまた!