大学4回留年・社会人経験なし・貯金0円からの開業資金調達【個人塾開業の道のり】

こんにちは!おかだやすのり@jukkeieiです!

私が開業を決意してから、実際に塾を開くまでの期間はおよそ2年位だったと思います。
何せ私は大学を4回留年した、本物のすねかじり虫です!
大学を辞めて、開業するという道も考えました。
大学を卒業しておかないとできないことは案外少ないです。

私は開業する業界でアルバイトとして働いていましたから、学ぶものもあるだろうと思い、大学卒業後に開業することにしました。

でも、会社に勤める気は全くありませんでした。
塾を開業した先輩に話を聞いても、3年は働いてみろと言われましたが絶対に嫌でした。
だって3年働いたら、結構歳をとってしまいますからね…
その間に開業して、一回失敗した方がむしろ良い経験になるように思いました。

ですので、私は一般企業で勤めた経験は全くありません。
大学生→開業という流れです。

そうなると一番の問題は「お金」です。
貯金もほとんどありませんでした。

私が開業しようとしている時のステータスはこんな感じです。

社会経験全く無し
貯金0円
大学4回留年

まじかよ…って感じでしょ?
でも学習塾を開業して、なんとか黒字の経営ができています。

今日はこれから開業する人の参考にと、私の開業までの「資金調達」をまとめるよ!

自己資金は絶対に必要

資金調達をする上で、とても大切なのが自己資金です。
自己資金0円!ていうのはちょっと難しいのかなと思います。
ですので、決意してからコツコツお金を貯め始めました。

ただ、そうは言っても私が用意できた自己資金は40万円ですけど笑

40万円くらいなら3ヶ月くらいのアルバイトで貯まると思います。

後でも書きますが、お金をしっかり貯められる人ってことを示す意味が大きいんですよね。
だから短い間でいいので、思いっきり目標を決めて働くといいと思います。
そうすれば、頑張ってお金を貯められる人というある一定の信頼は得られます。

ちなみに、「家族から借りたお金」や「友人に借りたお金」は自己資金とは言わないです。
自己資金とはあくまで自分が稼いだお金のことです。

ポイント!

自己資金はめっちゃ大事!貯金0円なら、近くの目標を立てて少しでも自己資金を貯めよう!

私が行った資金調達

①日本政策金融公庫

実は当初、4年留年のバカが金融機関でお金を借りられるわけがない!と思って、お金を貯めようと決意していました。
ただ、業界の先輩の方に、「借りられないかもしれないじゃなくて借りるんだよ」と言われて目が覚めました。
ダメで元々なんだから恥かいてもやってみたほうが良い!と思って事業計画書を書き始めたんです。
事業計画書については今度別でまとめてみたいと思います。

行政書士は必要ない!事業計画書を作るときに注意すべきこと【個人塾開業の道のり】

2016.09.26
まとめました!是非読んでください!(別ウィンドウで開きます)

そこで、日本政策金融公庫について調べてみました。
日本政策金融公庫は100%国が出資している金融機関で、事業主をメインにお金を貸してくれます。

その中に「新創業融資制度」というのがあります。

民間の金融機関に比べれば非常に借りやすく、金利もかなり低いのが特徴です。

ただし、前述の通り「自己資金の割合」は重要です。
詳しくはリンクを貼っておきますが、借入希望額の「10分の1の自己資金」は必要です。
原則保証人は必要ないのですが、私はつけました(あまり重視されていなかったような)。
「新創業融資制度」(日本政策金融公庫HP)

融資までの最初の流れは、まず「電話をすること」です。
そこで、相談の日取りを決めました。
電話でやさしく色々教えてくださいました。
例えば、事業計画書を書かないといけないんだよ。とか、自己資金の割合は…とか。

迷っているようであれば、とにかく電話してみることをお勧めします。

私はこの電話の段階で事業計画書をほぼ作っていました。
なので、日程を決めて直接会い、そこで事業計画書に色々なアドバイスを頂きました。

次に正式に必要書類を提出し、面接の日程を決めます。
この時の必要書類に、「過去1年分の預金通帳」というものがあります。
借りたお金を自己資金と偽るのを防ぐためです。

で、面接の日に提出した書類に関して色々問われます。

だいたいこんなことが聞かれました

「なぜ大学を4回も留年したのか」「田舎での開業が成り立つ根拠」
「自己資金の集め方」「ゴールはどこか」

あと、実は私一年以内に、市役所の手違いで通帳に「差し押さえ」って書かれていました笑
そのお金は返ってきたのですが、それについても聞かれました。

その後、郵送書類で合格通知のようなものが届きました。
担当の方は開業予定地なんかの視察をしたみたいです。

ここで借りられたお金が200万円です。
自己資金と合わせれば240万円になりました。
日本政策金融公庫での融資に関しては、今度さらに詳しくまとめてみたいと思います。

ポイント!

まずは電話して聞いてみるのが一番!「どうしたいか」を伝えましょう!
でもやっぱり自己資金は大事!過去1年分の通帳も見られるぞ!

②親からの借入

親のすねをかじっていて申し訳ないのですが。
私は何が何でも開業したかったので、借りました。
親って頭を下げるのが実は一番嫌な相手かもしれないですよね。

しっかりと利益を出してこそ恩返しにもなります。
最初から資金不足になるわけにいきませんから、170万借りました。
これはできるだけ早く返したいと思っています。

親に迷惑はかけられない!とか言っている場合ではないです。
借りられるなら借りればいいし、無理なら他の手段を考えれば良い。

それが恥ずかしいなら、開業の意思はその程度なのかなって感じに思いますね。

開業までに450万円ほど必要な計算だったのですが、この段階で410万円集まっている計算です。

③シャッター通り再生事業助成金

町の商工会が募集していました。
これは国が地方に地方創生の名目で配分したものです。
町としては、必ず地方創生に使わなければならないお金なので、そこまで厳しい審査にはなりません。
しかも、助成金は返さなくていいんです!これは大きいぞ!と思い飛びつきました。

日本政策金融公庫で事業計画書は作っていたので、内容に関してはほぼそれをコピーしたようなものでした。

ただ、決められた様式のものに書かなければならなかったので、一から作った箇所もあります。

応募が複数あった場合は、事業計画内容を鑑みて分配というものだったようなのですが、なんと応募は私1人!笑
これは競争相手があまりいない「田舎の利点」と言えるかもしれませんね。

これが200万円です。

しかも消費税分の16万円もついてきまして、216万円がもらえました。
もちろん責任のあるお金ですから、襟を正して受け取りました。

実はこの制度を知ったのは、新聞のチラシだったんです。
もし見逃していたらと思うと恐ろしいです…

助成金や補助金の情報はいつも集めおいた方がいいですよ!
私は他にも「小規模事業者持続化補助金」にも応募して、採択されました。
これも、今度しっかりまとめたいと思います。

「小規模事業者持続化補助金」の申請で注意すべきこと【個人塾経営にっき】

2016.10.23
まとめました!読んでけろ!(別ウィンドウで開きます)

結局足りないのは勇気だけ

こうして開業前に626万円ものお金を集めることができました。
開業には思っていたよりも出費がありましたから、計画より多く集められたのは嬉しい誤算でした。

4回留年の社会経験なしが、これだけのお金を集められるのですから、開業って実はそんなに難しくないことなのだと思います。結局は借りようと決意する勇気だけです。
だって、みんなが借金嫌だと思っているってことは競争相手が少ないってことですから。

今まで多くの優秀な人を見てきました。
私は、彼らに能力で勝てるとは思えません。
ただ、行動する勇気だけはあるのかもしれません。
世の中には「あとは勇気だけ」っていう人がたくさんいるように思います

まとめ

日本は借金をすごく悪いものと捉えがちです。
だから、借金が恥ずかしくて開業できない…って思っている人もいるかもしれません。
「恥ずかしい」って感情は、開業に限らず、いろんな行動の邪魔になります。
お金を借りられるのは信用があるからです。

胸を張ってお金を借りて、返すために一生懸命になりましょう。

このブログは、塾経営の雑感を書くと同時に、これから開業しようとしている人の役に立つ情報を書きたいと思っています。もし、いま開業を考えていて情報収集中なら、諦めず頑張って欲しいです。
絶対に大丈夫!頑張れ!

ではまた!